windows7 パソコンが起動できない ブートセクタの不良
今回は、突然パソコンが起動しなくなったという事で依頼が来た。
故障の原因は不明で、離席から戻ると英語表記で警告文のようなものが出て画面が真っ黒になったとのこと。
画面は一応光っているので完全に表示画面は死んでいない模様。
メモリか液晶画面系かHDDかなにかか、とにかく故障原因の切り分け作業を開始。
現物を確認すると起動後にBIOS設定画面等はできるので、液晶の物理故障ではなさそう。
BIOS画面でCPUとメモリは表示している。
ブートの選択を何度か繰り返していると、OS起動に成功するが再起動するとBIOSは表示するがOSは起動しない。
OS起動時に「chkdsk」を試してみるがエラーは検出できなかった。
いろいろ調べた結果、ブート時のシステムプログラムの故障が一番怪しい。
そこで、「Windows ISO Downloader」と「rufus-3.4p」を利用してOSのインストール用ディスクをUSBに落とし込んで起動して修復を試みる。
「スタートアップ修復」を試してみる。
これでは修復がうまくいかなかった。
次に同上からコマンドプロンプト画面へ
「diskpart」と「bootrec」でブートセクタの修復をしてみる。
調べるとその後にスタートアップ修復でエラーを検知するようになり修復ができた。
修復後に再起動をしてみると通常どおりにOSが起動するようになる。